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Principles

当院の考え

医院理念

JOY(喜び)があふれた矯正歯科にしたい!

矯正歯科治療は、「きれいになりたい」と言うとても前向きなエネルギーにあふれた治療です。多少の苦労はありますが、それを乗り越えた時に素晴らしいJOY(喜び)を得ることができ、行動や思考まで前向きになった患者様をたくさん見てきました。そのように変わっていく患者様をサポートできる我々も心からJOY(喜び)を感じることができます。そんなJOYがあふれた矯正歯科医院にしたいと思っています。

  • POINT1
    様々な情報を整理して、正確な情報を提供できるよう努めています

    最近は、SNSなども含め様々な情報が飛び込んできます。「キャンペーン価格!」、「最短2.5ヵ月で治療終了!」、「お試し価格!」など、医療広告ガイドラインでは禁じられている表現も多く見られます。一般の方はご存じないと思いますが、医療では、他の医療機関と比較して優良なことを示す広告や、キャンペーン・割引など費用を強調して患者様を誘因する広告は禁じられています。そのため、真面目にガイドラインを遵守している先生ほど、あっさりしたホームページになりがちです。

    私の経験上2~3ヵ月で歯を動かし終えた経験はありませんが、歯を削って補綴治療を組み合わせれば可能なのかもしれません。また、矯正治療で歯を動かすと、元には戻せません。そのため「矯正治療のお試しとは??」と思ってしまいます。歯を動かさないデザインでもマウスピースを装着しただけで、咬む力で奥歯が沈んでかみ合わせが変わってしまうこともあります。

    様々な情報により混乱して来院される患者様も多くなってきました。そのような情報を整理してご説明できるように努めています。

  • POINT2
    患者様のご希望を整理し、納得して頂ける治療方針を考えるよう努めています

    患者様のご希望は様々です。

    • 口ゴボやガミースマイルを治したい。
    • できれば歯を抜きたくない。
    • 治療期間を短くしたい。
    • マウスピース矯正で治したい。
    • デンタルインプラントを避けたい。
    • できれば手術をしたくない。

    もちろんすべてを満たす方法や治療法があれば素晴らしいのですが、現実的には不可能です。「患者様がどのようなことを希望されているか?その優先順位は?」を聞き取り、整理しながらご納得頂ける治療方針を考えるよう努めています。診断・治療方針の説明時には、数種類の治療方針を提示することもあります。

    また、以前は不可能であったことが、技術革新により可能になったものもあります。(例えば、歯を抜かないと治らない、デンタルインプラントを使う必要がある。手術をしないと治らないなど)。必要に応じて、現時点では、「可能な治療」、「不可能な治療」、「難しいけれどやってみる価値はある治療」などをお伝えしています。
    数年前には「不可能な治療」が、今では「可能な治療」に変わっている場合もあります。以前、あきらめた方でも、ためらわず相談して頂きたいと思います。

  • POINT3
    矯正歯科の専門家として長期的なご提案をするよう努めています

    最近は、前歯だけを並べる格安なマウスピース型矯正装置もあり、多くの企業がマウスピース型矯正装置を用いた治療に参入しています。患者様のご希望に沿っていて、比較的安価なため、矯正治療のハードルが下がったのだと思いますが、「口が閉じにくくなった」、「咬めなくなった」などと再治療の相談にいらっしゃる方も増えた気がします。
    「患者様のご要望に応える」のは医療の基本ですが、それによって生じるデメリットも始める前に説明する必要があります。問題が前歯の部分だけであれば部分矯正も可能ですが、結果的に再治療をすると、逆に治療費は増えますし、治療も難しくなって、治療期間も長くなってしまいます。

    また、お口の中の状態は、人によって様々です。
    永久歯が抜かれていたり、先天欠如していたり、虫歯や神経の処置をした歯があったり、長持ちが期待できない歯があったりします。矯正歯科治療では抜歯をして治す場合もありますが、治療のやりやすさを優先して抜歯部位を決定するのではなく、できるだけ条件の悪い歯を抜歯するように努めています。また、歯が無い部分には、できるだけブリッジやデンタルインプラントなどの補綴治療をしないですき間を閉じることはできないか考えるように努めています。

    患者様の希望があったとしても、長い目で見た将来を考え、ご提案するようにしています。

  • POINT4
    伝統的な方法に新しい方法を組み合わせて、常に可能性を追求するよう努めています

    マウスピース型矯正装置を用いた治療でうまく治らなかった再治療相談の患者様も多く、学会でもマウスピース型矯正装置に関するトラブルの相談も多かったため、数年前まで、私はマウスピース型矯正装置に対してあまり良い印象を持っていませんでした。ただ、患者様の強いご要望もありましたので、否定する前に使ってみようと思い、実際に使ってみたら、考え方が大きく変わりました。歯はどのように動くかと言うことを理解した上で使うと思ったより良い装置であることが分かりました。それ以来、積極的にマウスピース型矯正装置も取り入れるようになりました。最近は、マウスピース型矯正装置の適応範囲を拡大するために、従来型の部分的ワイヤー矯正装置と歯科矯正用アンカースクリューとマウスピース型矯正装置を組み合わせる方法も積極的に行っています。
    また、当院はデジタル技術を用いてブラケットやワイヤーをオーダーメイドで作製するシステムを使用しています。これまで当たり前に行っていた経験と勘に頼る矯正治療に比べて、治療の精度はかなり向上した気がします。ただし、デジタルにも誤差が生じることはありますので、そこは長年の経験と勘みたいなものでうまく補正する必要はありますが、以前に比べて可能性は広がっていると感じます。
    他人から学ぶのも当然ですが、自分も常に進化し続け、治療技術革新の一端を担い、情報発信を行っていくことで、歯科医会や社会に還元したいと思っています。

  • POINT5
    友達に自慢できるような歯並びにしてあげたい!

    「友達に“歯並びすごいきれいだね”と言われました!」、「久しぶりに会った友達に“顔が変わった”と言われました!」と、患者様が喜んで報告して下さることが、我々スタッフ全員にとって何よりの喜びとなります。それこそが、「患者様のJOYが我々のJOYでもある」と言った「医院理念」に通じるものです。
    ただし、美しいだけではダメで、機能的であることも重要です。当院は、先代の小川矯正歯科の時代から一般歯科の先生よりご紹介頂く患者様も多いため、同業である紹介元の先生が「紹介して良かった」と思って頂ける仕上がりにすることを念頭に置いて治療に臨んでいます。

医院名の由来

「JOY」とは英語で「喜び」といった意味を持つ言葉です。患者様やそのご家族の「JOY」は当然ですが、それに加え、私自身や前任者の小川先生、スタッフなど、当院にかかわる人達を「JOYに導きたい」という思いで名づけました。
また、「医療法人社団邦英会」という法人名は、単純ではありますが、「小川邦彦」から「福山英治」へ継承された流れと感謝の気持ちを表して名づけました。