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Gummy Smile Case

歯ぐきが見える・ガミースマイルが気になる

歯ぐきが見える
ガミースマイルが気になる

笑った時に歯ぐきが多く見えることを「ガミースマイル」と言います。以前は上顎前方歯槽部骨切り術(美容外科ではセットバックと呼ばれることも多いです)を適応しないと難しかったのですが、歯科矯正用アンカースクリューを使えば、可能となってきました。

歯科矯正用アンカースクリューによる治療前と治療後の比較

レントゲンで、上唇のラインと上の前歯の位置を見ると、上の前歯が上に上がっていることがわかると思います。口が閉じにくくて口呼吸となっていましたが、自然と口が閉じられるようになりました。

歯科矯正用アンカースクリューによる治療の経過
  • 1主訴:口が閉じにくい。笑った時に歯ぐきが見える。前歯の凸凹。
  • 2症状:前歯部叢生(でこぼこ)と口元の突出感と口唇閉鎖不全、ガミースマイルを認める。
  • 3年齢:20代の女性
  • 4使用装置:表側マルチブラケット装置、歯科矯正用アンカースクリュー
  • 5抜歯部位:左上4番、右上5番(金属が入っていたため、4番ではなく5番とした)、下顎左右4番
  • 6治療期間:2年1ヶ月
  • 7治療費:75万円+アンカースクリュー2本(6万円)+毎回の調整料
  • 8リスク、副作用:移動量が大きいため、時間がかかる。歯根吸収の可能性がある。