Contents Menu

Non-extracted case

歯を抜かないで治したい

歯を抜かないで治したい

非抜歯の症例治療の比較

通常なら、4番を抜歯して治療する症例です。「親知らずを抜くなら良いが、小臼歯は抜かないで治療してほしい」と強く希望されたため、対応しました。

通院が途中で途絶えてしまったため、長期化してしまいましたが、前歯の位置はほとんど変わらずに、歯を全体的に後ろに動かして改善できた症例です。アンカースクリューの位置が変化していないことを考えると、上の奥歯が後ろに動いていることがわかると思います。

  • 1主訴:前歯の凸凹。親知らずは抜歯しても良いが、小臼歯は抜歯しないで裏側から治してほしい。
  • 2症状:前歯部叢生(でこぼこ)を認める。
  • 3年齢:20代の女性
  • 4使用装置:上:舌側マルチブラケット装置、下:表側マルチブラケット装置、歯科矯正用アンカースクリュー、パラタルアーチ
  • 5抜歯部位:上下左右8番(親知らず)
  • 6治療期間:3年10ヶ月(途中で7カ月中断)
  • 7治療費:95万円+アンカースクリュー2本(6万円)+毎回の調整料
  • 8リスク、副作用:移動量が大きいため、時間がかかる。八重歯で歯ぐきが下がったり、知覚過敏が生じる可能性がある。歯根吸収の可能性がある。